
著者:アンジェラ・チェン
翻訳:羽生有希
版元:左右社
判型など:四六判 448P
セックスって本当に必要?
交際・結婚していたらセックスするのは当たり前?
「男らしく」あるために、男がセックスを主導しなければというプレッシャー。
恋愛と友情を区別するのはセックスなのか。
同性同士の恋愛ではいつもセックスが中心にされる。
フェミニストはいつだって性的に奔放?
「性的に抑圧されているムスリム女性」「性に関心のない障害者」「おしとやかなアジア人女性」というステレオタイプとアセクシュアルの狭間で葛藤。
恋愛、障害、フェミニズム、男らしさ、アイデンティティ、人種──
ロマンティック・アセクシュアルの当事者である著者が、「他者に性的に惹かれない」というアセクシュアルの視点から、私たちの常識を揺さぶる。
著者の経験と100人のインタビューにもとづく唯一無二のルポエッセイ。
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ゴシップは、キスや熱愛を中心に繰り広げられる。誰かと会話するとき、セックスは──誰がしそうで、誰がするかもしれなくて、誰がしたがっているのか──極めて重要な話題になる。たとえ誰も何もしていなくてもだ。そんなふうにみんなが新たにこぞってとりつかれている考えが理解不可能なものに思われることもある。他のみんなの脳がハイジャックされてしまったみたいだ。(本書より)
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(書誌情報より)
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