愛するということ

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著者:エーリッヒ・フロム
翻訳:鈴木 晶
版元:紀伊國屋書店出版部
判型など:四六判 縦195mm 横135mm 厚さ18mm 重さ 300g 212ページ

 

読み継がれて60年――
世界的ベストセラーに30年ぶりに訳文に大幅に手を入れた、改訳・新装版!

■時代に合わない表現・用語などを変更
旧:異性愛 → 新:恋愛     旧:兄弟愛 → 新:友愛
旧:月賦 → 新:カード払い   旧:冷感症 → 新:不感症
旧:前世紀、今世紀 → 新:一九世紀、二〇世紀

■さらに読みやすくわかりやすい訳にブラッシュアップ
〈旧〉------------------------------
愛するという技術についての安易な教えを期待してこの本を読む人は、きっと失望するにちがいない。そうした期待とはうらはらに、この本が言わんとするのは、愛というものは、その人の成熟の度合いに関わりなく誰もが簡単に浸れるような感情ではない、ということである。

〈新〉------------------------------
愛するという技術についての安易な教えを期待してこの本を読む人は、がっかりするだろう。この本は、そうした期待を裏切って、こう主張する――愛は「その人がどれくらい成熟しているかとは無関係に、誰もが簡単に浸れる感情」ではない。

〈旧〉------------------------------
生まれてはじめて、合一感、共有意識、一体感といったものを知る。

〈新〉------------------------------
生まれてはじめて、他者との結びつき、分け合うこと、一体感といったものを知る。

【著者】 エーリッヒ・フロム (Erich Fromm 1900~1980年)
精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた。真に人間的な生活を可能にする社会的条件とは何かを終生にわたって追求したヒューマニストとしても知られる。著書に『自由からの逃走』『破壊』『悪について』『ワイマールからヒトラーへ』『反抗と自由』ほか多数。

【訳者】 鈴木晶 (すずき・しょう)
法政大学名誉教授。著書に、『フロイトからユングへ』『フロムに学ぶ「愛する」ための心理学』ほか多数。

 

(書誌データより)

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