【イベントチケット】【2023.9.18】安田菜津紀×高重乃輔トークイベント「ルーツを巡る旅のつづき 社会を見つめることと表現すること」

【イベントチケット】【2023.9.18】安田菜津紀×高重乃輔トークイベント「ルーツを巡る旅のつづき 社会を見つめることと表現すること」

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2023年7月、当店にて高重乃輔さんの写真展「最後の旅」を行いました。高重さんは、ずっと住んできた種子島を離れて福岡の都会で暮らすことになった祖父母のことを写真と文章で記録し、『The Last Years /最後の旅』という1冊の写真集を制作しました。高齢となり介護を受けるために島を離れざるをえなかった祖父母について、思いは逡巡します。

高重さんは、『The Last Years /最後の旅』の制作を通して、祖父母の生まれ故郷である種子島にある基地問題に目を向けるようになりました。写真に撮ることで社会に横たわる問題をどのように伝えるかということを、考えています。

2023年5月にフォトジャーナリスト・安田菜津紀さんが上梓した『国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に』は、在日コリアン2世ということを隠したまま亡くなった父のことを知ったのをきっかけに、ご自身のルーツをたどるエッセイ。揺らぐアイデンティティを感じるなか、被災地の取材やルーツを辿る旅をしながらその土地土地で人と出会い、話をして少しずつ進むべき道が見え、あらためてこの「社会」のありかたそのものに目を向ける過程が個人の視点から語られています。

今回は展示の特別企画として、フォトグラファー・高重乃輔さんが聞き手となり、フォトジャーナリスト・安田菜津紀さんに本のお話や「ルーツを巡る旅」の先にあるもの、個と社会について、写真を撮ることについてなど、お話を伺います。

同世代、同時期の社会環境にある二人の語り合いにもなります。
どうぞご参加ください。

●イベント概要
日時:9月18日(月)OPEN 18:30 START 19:00 CLOSE 20:30 
会場:TOUTEN BOOKSTORE 1F
参加費:現地参加 2500円、オンライン後日配信 1650円
(「オンライン後日配信」は後日視聴用のリンクをお送りいたします。)
聞き手:高重乃輔
話し手:安田菜津紀
予約方法:①レジにて申込②こちらから申込③メールにて申込(振込希望の場合)
イベントに関するQ&Aはこちら

●登壇者プロフィール

高重乃輔さんのプロフィール写真

高重乃輔(たかしげ・だいすけ)
1987年埼玉県出身。愛知県を拠点に活動。マグロはえ縄漁船甲板員を経て、中日新聞社に入社。四年半で退社後、スタジオ勤務、カメラマンアシスタントを経てフリーランスに。主な展示に、晩年に移住した祖父母を追った「最後の旅/新宿ニコンサロン」(2023)、料理人とともに食材の産地を巡った「新鮮/FUGLEN ASAKUSA」(2020)など。個展「最後の旅」は中部圏を巡回。直近は長野・BLUE HOUSE STUDIOにて9月9日~19日に開催予定。

安田菜津紀さんのプロフィール写真
安田菜津紀(やすだ・なつき)
1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。