
著者:最果 タヒ
版元:筑摩書房
四六変型判 304ページ
言葉は誰のものでもないけど、誰かのものではある。誰かと誰かをつなぐ最果てからの言葉に僕らは耳を澄ます。「ちくま」好評連載をリミックスして待望の書籍化!
最果さんは、種(群れ・集団)の不協和音だ、孤立した個だ、でもそれに救われる孤独な個がいる。
エッセイを読むと私の中にもそれがあると、みんなが思うはずだ。――保坂和志
【contents】
笑うのが好きじゃない
vs 星の王子様
烈火! 烈火! 烈火!
強くも美しくもならない
いつも物を盗む友達
酒・タバコ・それから……
ぼくの勇気について
わたし捨て山
不自由卒業式
歌詞!解体ショー
3年後の追記
ルーティンルノワールルール
人間のいる場所
俺は現代文
見ていい涙
死について
希望的観測2.0
門外漢のぼくらに
勇敢なるがんばれよ
いい音楽といいきみ
お金のはなし
川のようなところで生きている。
デフォルトの孤独
文脈なきときめき
故に我あり書店
いのち、気持ち悪い。
他人もいっぱいいるけど、
私もいっぱいいる。
つらい
短歌は数学じゃない
槍になろうぜ
小説を書くことについて
恥ずかしいからやめなさい
こちら大透明
20200401
私たちが話すコロナ
空が青いですね
詩は土属性
赤裸々をお届けします
氷河期から浮かぶ言葉は、
人間を更新する
奥底に向こう側
アイムアングリー
「ぼくの森で声をだすな」
月見れば!
裸眼をみせて
椅子くれおばけ
神様の友達の友達の友達はぼく
繊細な人
あとがき
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