男子が10代のうちに考えておきたいこと

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『男子が10代のうちに考えておきたいこと』
著者:田中 俊之
出版社:岩波書店

判型:新書判
ページ:190P

「男らしくあれ」という見えない圧力に窮屈な思いをしていないだろうか。進路や将来の選択に「自分らしさ」がどれだけ反映されているだろうか。性別によって求められる役割や期待のされ方が違うことに気が付かぬまま大人になる若者が多い日本で、男性学の視点から進路・生き方をとらえなおすとともに、新しい生き方を提言する。

目次

はじめに
「進学校」って何?/「難関大学」に進学した場合の選択肢/「一流企業」で働くと「いい家庭」を作れる?!


第1章 日本社会で「男」として生きること
男子がスカートに着替えたら/ジェンダーとは何か/保育園や幼稚園の先生は誰でもできる?/偉い人は「男」だらけ/性別役割分業が「普通」の日本/男女平等の理想と現実/新小学校一年生の就きたい職業/親が就いてもらいたい職業/「らしさ」はあなどれない/〈男らしさ〉・〈女らしさ〉とは何か/女子が言う「すごい」に隠された意味/男ならではの不自由

第2章 「男は仕事,女は家庭」の過去・現在・未来
性別役割分業の歴史/「夢」としてのサラリーマン/「夢」から「平凡」の象徴へ/「私,作る人,僕,食べる人」な社会システムへの抗議/二四時間たたかう亭主は,元気で留守がいい/リストラと新規雇用の抑制/女性の社会進出をめぐる現状/進む未婚化/草食男子の本当の意味/家族像の行方


第3章 泣けない男の一生
〈男らしさ〉と涙/コミュニケーションの深度/恋愛との向き合い方/恋愛における加点式と減点式/社会人という言葉の意味/平日昼間問題/生命・生活・生涯/「きょうよう」と「きょういく」が大切だ/仕事の両義性/孤立する男性

第4章 「やさしい」のに「やさしくない」日本社会
ジェンダーの視点から社会を見る/なぜ多様性が重要なのか/変わる職場/日本におけるメンズリブ運動/不全感と攻撃性/比較をやめる/見栄とプライドの違い/自分のなかの多様性/積極的寛容と消極的寛容/「やさしい」社会の実現で変わる男性の生き方


主要参考文献
おわりに

(BOOKデータベースより)

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