イベント情報【23.12.22】第1回 仏教カフェ
(主催:慈雲寺住職・隨麗さんとお弟子さん)
小さなお悩み・質問から、お葬式やお墓のことまで聞ける仏教カフェを当店2階のカフェにて開催します。当日は慈雲寺住職・隨麗さんとお弟子さんがいらっしゃいます。ご予約不要ですのでお気軽にお越しください。※ワンドリンクオーダーをお願いしています。
===主催より===
現代社会における仏教の役割とは何でしょうか。
墓じまいという言葉も一般的になり、先祖代々、仏教に基づいて供養を行ってきたお墓をたたむケースも増えてきました。
「葬式仏教」と揶揄されることもあり、お寺は葬儀や法事の際にお世話になる場所、または、観光のために行く場所となっています。
しかし、それではいけない、と考え、今回はお寺を飛び出して名古屋市中心部の本屋さんまでおじゃまします。
仏教の叡智(えいち)をもとに、より良い実践を行いたい。
その実践の場としてTOUTEN BOOKSTOREさまの場所をお借りします。
実践の中で、改めて仏教の価値とはなんなのか、その存在意義について考えながら、皆様とお話しをしたいと考えております。
私たちの生活のすみずみに染み込んでいる仏教。
葬儀など法事はもちろんのこと、気づかないうちに、日本で暮らす人々の価値観には、仏教的な価値観が入りこんでいます。
仏教的な価値観をもとに、この変化にとむ現代社会をどのように生きていくか、それは僧侶である私自身の悩みでもあります。
長く続くであろう円安にインフラ、少子化もコロナ禍を機に一層とすすみ、団塊世代は75歳を超え、後期高齢者となりつつあります。
文化の足元が揺らぐ中で、名演小劇場は閉館し、シネマテークも後を追うように閉館。
日本社会は大きな変化の渦の中にあります。
労働人口の減少、気候問題、ジェンダー、フェミニズム、不登校、ひきこもり、発達障害・・・。
未来には暗い話が目につきますが、その一方で、若い世代の方がこちらのような人々の集う本屋を始めるという、今までにない変化もあり、決して悪いことばかりでもありません。
仏教を主軸に、さまざまなテーマについておしゃべりできたらと思います。(もちろん、供養やお墓などの事柄についてもお答えいたします。)
あなたはこれからどのように生きていきますか?
仏教があなたのためにできること、とは、どんなものでしょうか。
どうぞお気軽にお越しくださいませ。
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尼僧プロフィール
隨麗(ずいれい)
東京生まれ。1975年カナダに渡り、州立ブリティッシュコロンビア大学大学院修士課程修了(比較宗教哲学史専攻)。旅行ライター。
1990年に西山浄土宗で出家得度。
2014年から名古屋市桶狭間の慈雲寺住職。
概要
日時:2023年12月22日(金)18:30-20:30
場所:TOUTEN BOOKSTORE2階カフェスペース
参加費無料、ワンドリンクオーダーをお願いします。